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フレーズ (08/30号):SPELL (番外編)

 

動詞 “spell” を使って
「名前や地名をつづってください」を表現してみましょう

「つづりを聞く」ときは、”spell”

(2020年8月30日号-2)

「名前や地名のつづりを聞きたい」ときは、 “spell ~ ” 。

 

  こんな場面で

 

[電話での会話で]

A. XYZ,  how may I help you?

A. XYZ  [社] でございます。ご用件をお伺いいたします。

B. Yes, this is Taro Fuji from ABC Corporation.  May I speak to Mr. Johnson in the sales department, please?

B. はい、ABC コーポレーションのふじ たろうと申します。営業部のジョンソンさんはいらっしゃいますか?

A. Good morning, Mr. Taro…, could you spell your last name for me, please?

A. おはようございます。太郎様、上のお名前のつづりを伺ってもよろしいでしょうか?

B. Oh, sure, “F” as in “France,” “U” as in “Universe,” “J” as in “Japan” and “I” as in “Italy.”

B. あっ、はい。F はフランスの F、U は宇宙(ユニバース)の U、J は日本(ジャパン)の J、I はイタリアの I です。

 

[その他の重要表現]

XYZ  [Company]:企業、ホテル、官公庁などの事業組織は、電話を受けたときに名称だけを述べて応えます。

(特に、企業では、この「XYZ」のように固有名詞だけで応えるのが一般的です)

How may I help you?:「ご用件は何でしょうか」「ご用件をお伺いいたします」などの常套句。

This is ~:私は~です。

Mr./Ms. in the XXX department:[例: 営業] 部の ~ さん

Could you spell ~ [for me], please?:~のスペリングを言っていただけますか?(名称を聞き取れなかった場合などに)

“F” as in ~:~の 「F」 ( “as in” は「~の、~における」)

 

[その他のユニークな表現]

ちなみに、 “spell” は “cast a spell” で「魔法をかける」と言う意味になります。