“turn up” を使って
「(会などに)出席する」を表現してみましょう
今週の英語のフレーズは、”turn up”
(2020年12月20日号-2)
意味は、「(会などに)出席する」など。
こんな場面で [2/2]
[同僚との会話で]
A. So, how was the “meetup” on the web last night?
A. それで、昨晩の『ミートアップ』はどうだった?
B. Well, it was fun, even though a few people failed to turn up.
B. うん、楽しかったよ。何人かは来そびれちゃったみたいだけど。
A. Oh, what happened? Was there any trouble?
A. えっ、どうしたの? 不具合とか?
B. Yeah, it looks like they made a double booking of meetups at the same time, the same day.
B. ああ、どうやら、同じ日の同じ時間帯で別のミートアップをダブル・ブッキングしちゃったらしいんだ。
[その他の重要表現]
“meetup” :ミートアップ(実在する、同じ趣味を持つ人のコミュニティの総称、およびその会合)
a few people:何人か(の人)
fail to ~:~し損なう
trouble:不具合、トラブル(この場合は、PCやスマホのネット環境のこと)
It looks like ~:~のようだ
[類語・類似表現]
”turn up”は “show up” で言い換えることができます。
[まめ知識]
“It looks like ~ ” と “It looked like ~ ” は、話者がどの時点で “like” 以下のことを「そのように思う」または「思ったか」を示しています。
会話文 [1] の “It looked like it was gone forever”. は、子供の頃の話をしていますので、「そのように思った」時点は 過去です。そのため、”looked” と過去形になっています。
これに対して、会話文 [2] の “It looks like they made ~ ” では、話者が「そのように思っている」のは現在ですので、”looks”と現在形になっています。
ここで、 [2] の “like” 以降の文章と ”look” の時制にずれが生じていることに疑問を持った方もいるでしょう。この文は「時制の一致」の例外にあたります。
詳しい説明はここでは省略しますが、書き言葉であればこのように「時制の一致」について厳格な規定があります。しかし、口語ではそこまで過度に気にすることなく、発想したことを順に表現した方が自然なこともあるようです。